藤村光環の弟子  山崎明咲(Meisho Yamasaki)のブログです。


by ayumi01_0222
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カテゴリ:お人形豆知識( 3 )

鋳型の形状~頭

市松人形のもとになるパーツは鋳型で大量に抜いてもらいます。
この作業は基本的には生地屋さんの仕事で、それぞれの人形師さんの頭の原形を生地屋さんに持ち込んで、鋳型を作成&保管してもらい注文に応じて抜いてもらいます。
抜き上がった頭はそのまま使うことは無く、これをもとに造形していきます。

この鋳型は親方所有の仕事場に保管してある鋳型で、4号のミニ市松の頭です。
少し抜こうか。。と正麩糊を作って桐塑と混ぜて抜いてみました。

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by ayumi01_0222 | 2008-06-19 09:20 | お人形豆知識 | Comments(2)

目玉の形状と使用方法。

日本人形は大半が舟型に切った義眼を使用します。
義眼を上からつける方法で使用する為に、あらかじめ舟形に切ってあるのです。
丸型の義眼は裏から取り付ける時や目動きの子を作る時に使用ます。
ビスクドールなどの方達はこちらを多く使用しています。
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目を置く為に生地の時点であらかじめ凹みができています。
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その上に船形目をとりつけます。
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by ayumi01_0222 | 2008-05-20 10:43 | お人形豆知識 | Comments(2)
昭和30年から40年ごろまでは、昔ながらの材質や工程で人形作りをしていましたが、
時代の流れと共に徐々に量産化が進み、人形作りの世界でも新しい材質での生産技術が導入されてきました。
安価なものから高価なものまで、伝統的な材質で作ると言う時代が終わり
特に安価な幼子人形などは新しい材質で量産化されて行きました。
量産化される以前はこの安価な人形作りをしながら、特に修行中の人たちの勉強になったようです。
現在の市松人形も時代の流れにより量産品が多く、昔ながらの材質や工程を守り続けている職人も数を減らしているのが現状です。
守り受けついていかなければ絶えてしまいますが、それを守っていく人間以外にも材料が無くなって来ている現状もあり深刻な問題になっています。
by ayumi01_0222 | 2008-04-28 09:14 | お人形豆知識 | Comments(4)