藤村光環の弟子  山崎明咲(Meisho Yamasaki)のブログです。


by Meisho

時代の流れと人形作りの世界

昭和30年から40年ごろまでは、昔ながらの材質や工程で人形作りをしていましたが、
時代の流れと共に徐々に量産化が進み、人形作りの世界でも新しい材質での生産技術が導入されてきました。
安価なものから高価なものまで、伝統的な材質で作ると言う時代が終わり
特に安価な幼子人形などは新しい材質で量産化されて行きました。
量産化される以前はこの安価な人形作りをしながら、特に修行中の人たちの勉強になったようです。
現在の市松人形も時代の流れにより量産品が多く、昔ながらの材質や工程を守り続けている職人も数を減らしているのが現状です。
守り受けついていかなければ絶えてしまいますが、それを守っていく人間以外にも材料が無くなって来ている現状もあり深刻な問題になっています。
Commented by yuyu-ruru at 2008-04-28 13:40
あゆみさん、こんにちは。
そうかぁ・・・。今の日本で昔ながらの人形職人さんは10人程になってしまったと言う記事を読んだ事があります。
技術的な問題だけでなく、材料が・・・。文楽人形も捕鯨禁止になって、バネに使っていた鯨の髭が入手できないらしいですものね。
日本文化も結局は、伝承する人間もそうですし、材料がなくなったら途絶えてしまいますよね。後世の方が修理しようにも材料がなかったらできないですし。
量産されるお人形、可愛いには可愛いんですけど、無個性って言うのかなぁ・・・魅力に乏しいと思っちゃうんですよね、私は。
「物作り」は長いスパンでね、せめて50年100年単位で考えて欲しいなぁって思いますね。時間が与える輝きを大切にするって大切だと思うんですよ。
家の子達でも80歳くらいから50歳ですもん。昭和の子達。髪は抜けるし、胡粉は欠けるし。それでも私が一生見ていられるくらいは壊れないで欲しいなぁ。
Commented by ayumi01_0222 at 2008-04-29 00:44
悠々さんへ

こんばんは。
悠々さんの「物作り」は長いスパンで‥と言う考えはその通りだと思います。やっぱり汚れたり壊れたりしても捨てるのではなく、直して大切にしたいですよね。
使い捨ての時代が通り過ぎ、現在では見直されつつある事でも、その時代に沿って人も材料も順応していかなければ絶えてしまうのでしょうね。
Commented by Danielle at 2010-01-28 07:21 x
私は着物の研究をする時も 「伝統を守る OR 時代を順応?」 その問題が時々考えていた。。。。。 とにかく 職人さんたちの努力が有難うございます
Commented by ayumi01_0222 at 2010-01-31 09:52
Danielle さんへ

Danielle さん!
いろんな記事に目を通して下さってありがとうございます。
「伝統を守る」とは何か?
今言う伝統も、当時は現在進行形の時代の中で生れでた訳ですものね。
この時代もまた新たな伝統を作り出していく。。
伝統を大切にしながら、今の時代相応しい物づくりをしていきたいです。
by ayumi01_0222 | 2008-04-28 09:14 | お人形豆知識 | Comments(4)